スポーツ法務

近年、企業活動におけるESG(環境·社会·ガバナンス)の重要性が叫ばれていますが、それはスポーツ団体にとっても他人事ではありません。

スポーツ界においては、パワーハラスメント等の不祥事が相次いで発覚したこともあり、2019年にスポーツの価値を一層高めていくためにはスポーツの普及·振興の重要な担い手となっているスポーツ団体の適正なガバナンスを確保することが必要不可欠であるという考えに基づき、スポーツ庁において、スポーツ団体ガバナンスコードが策定されるに至りました。

また、そのようなスポーツ団体のガバナンス·コンプライアンス体制の整備だけでなく、スポーツ分野においては、スポンサー契約、大会主催契約、選手契約、肖像権契約等あらゆる場面において日常的に契約·法律が関係しています。

不幸にも不祥事が生じてしまった場合には、その不祥事対応にも迅速に取り組む必要があります。

当事務所は、スポーツが人に与える感動、歓喜、一体感の力を信じ、スポーツをこよなく愛する者として、スポーツ団体及びスポーツ選手をサポートし、スポーツに専念できる環境を提供することによって、スポーツ界の発展に少しでも寄与し、スポーツが、より一層、世の中に浸透し、1人でも多くの人々がスポーツから与えられる力によって生き生きとした人生を過ごせることを願っています。